コンクリート打ち放しの意匠(長良川国際会議場)

型枠工事とは

酒井田工務店のメイン事業は型枠工事事業です。

ここでは型枠工事について紹介します。

型枠とは固まる前のコンクリートを流し込むための型のことです。

型枠はコンクリートが固まった後解体する必要があるので建物の完成時には残っていない仮設物ですが、日本の建設業界においてなくてはならない工事です。

なぜなら日本においてコンクリートは建設工事に欠かせない材料であり、基礎、床、壁などあらゆる部位で使用されるため、型枠も同じように必要となるからです。

日本のほぼ全ての建物は基礎コンクリートの上に鉄骨やコンクリートの柱・梁を建てることで構造的に成立しています。

また、コンクリートは建築を支える構造体としてだけでなく、打ち放しのデザインにも用いられます。

コンクリート特有のソリッドで無機質な表情と型枠次第でどんな形にもデザインできる造形性が世の中の多くの人を惹きつけています。

コンクリート打ち放しデザインにおいては型枠を解体したコンクリートの姿がそのまま仕上がりとなるため構造体以上に精緻な型枠工事が必要です。

このように型枠工事はあらゆる建築に必要な工事でありながら構造体、仕上がりの両方に直接的に関与するため組立には非常に高い技術が必要になります。

酒井田工務店には経験豊富な型枠職人が多数在籍しており、施主様、設計者様、元請会社様、そして社会のため、全ての関係者の方が満足していただける高品質なコンクリート躯体の実現に向けて日々研鑽を続けています。